さあ、本日ラストの落語会です。

銀座ブロッサム中央会館
『究極の東西落語会』Eブロック


第1部  月亭八方桂きん枝桂小枝 上方人気者の会


第2部  ノブ&フッキー ものまねステージ


第3部  立川志の輔の会


 


第1部   月亭八方桂きん枝桂小枝 上方人気者の会


月 亭 八 光  秘伝書

桂 小 枝 大安売り


きん枝 看板のピン


月 亭 八 方 蛇 含 草


驚いたことに八方の弟子にして子供である親の七光プラスα=八光(はちみつ)は最前大師匠にあたる可朝が演じた同じネタをやりよった!!
こりゃビックリですよ。内容やオチが違いましたがね・・・

小枝ちゃんはマジメに相撲ネタの「大安売り」
まあニンに合ったネタではおますな・・・ 歳とったら落語だけで食べていけるんとちゃうやろか・・・

さあ、きん枝師です。
これまた驚いたことに『究極の東西落語会』Aブロックで笑福亭由瓶が演じた看板のピン!!
サスガに段違いの腕前に堪能致しましたが・・・
まあ、たった15分しかおまへんねん、と嘆いておられましたからなあ。
うめだ花月での謹慎復帰記念の独演会以来でしたね。あの時は名前も「きん枝」ではなく「勝枝」と名乗っておられましたがね。その時で覚えているのは「不動坊」)

さあ、トリは八方師です。大阪がインド人がビックリする程に暑いという話や娘さんが東京の男と結婚したが、巨人ファンやったらどうしようかとオロオロしたという爆笑のマクラから蛇含草へ・・・
これまたサズガ!! うまいなあ・・・熱い焼きたての餅をハフハフしながら食べるシーンはまさしく圧巻!! 師匠月亭可朝米朝師匠の預かり弟子、すなわち八方師も米朝一門に連なってはるワケで、このところ大阪では「月亭の会」等積極的に落語をやられているご様子で頼もしい限りですな♪
拍手拍手大拍手!!



第2部  ノブ&フッキー ものまねステージ

これが不安でしたなあ・・・ノブ&フッキー? フーアーユー?って感じですもんね。
ところがところが、コロッケのステージに勝るとも劣らない舞台でございました。まあ、コロッケに比べると二人だけに強いですわなあ・・・
どちらがノブで、どちらがフッキーかは不明ながら一人が顔真似がうまい!!(まあ、二階席から見て、の話ですが・・・) 五木ひろし堀内孝雄南こうせつ・・・ もうひとりはおぞましい和田アキ子で登場し、会場をドン引きさせるが、それもご愛嬌!! やんややんや拍手喝采の舞台でした。

YOUTUBEに画像があったので挿入しますね。みなさん!! これがノブ&フッキーですよ。




疲れがピークに達したところで・・・


第3部  立川志の輔の会


この舞台は志の輔師匠の長講一番!! 一席のみの舞台でした。この5年に及ぶ大銀座落語祭でただの一度も演じられなかった噺・・・それは


立川 志の輔   小間物屋政談


ためしてガッテン」風の運動時の水分補給という爆笑のマクラから、この長いネタに入っていきました。時にくすぐりを入れて、ウ〜ン聴かせますねえ!!

浅草裏長屋の小間物屋が大家に留守の間、嫁を頼みますと上方まで商売に出掛けます。箱根越えの山中で急にもよおして林の中に分け入ると、そこには身ぐるみ剥がれてしばられている一人の男が・・・

土曜サスペンス劇場並の大作ですね♪ 面白くないから誰もやらなかった、とまるで米朝師匠のようなフリでしゃべり出されましたが・・・そこには志の輔師のクスグリの仕掛けがあちらこちらに用意されていて厭きることはございません!!
いやあ〜大満足の高座でございました。



このEブロックはよかったですねえ・・・
同行のタキさんにも満足していただいて、有楽町駅前の中華料理屋で祝杯をあげて深夜の帰宅とあいなりました♪