久我山ホタル祭り


夕方、買い物に久我山駅前に出掛けて思い出しました!! 今日がホタル祭りだったことを!!
昨日今日と土日の二日間、駅南の神田川と、更に南の玉川上水の2会場でホタルを前夜から放ち、みなさんに楽しんでもらおうという趣向です。
去年も行きましたなあ・・・今はもう大阪へ転勤してしまった友人と来たものです。ここのホタルは近くの養殖池でエサのカワニナ(淡水貝)と共に育てているそうです。もともとはどの辺りで捕獲してきたものなんでしょうね。杉並区の近くであればある程いいようですがね。
久我山駅井の頭線の踏み切りを南に渡ると、もうたくさんの人出です。ここは人見街道と交差する交通量の多いところですから警官も出張って大変です。
久我山商店街の方々の夜店がたくさん出されていました♪ 町をあげてのお祭りなんですね。

ここから、神田川下流に向けて進んでいきます。富士見が丘駅西の京王車庫の手前あたりの暗がりでみなさんと待ちます。薄暗くなってくると・・・あちらでポツリと光り、そちらでポツリ、上の木々でポツリ、それがフワア〜と点滅しつつ浮遊し出す・・・
やっぱりホタルっていいもんですね♪
印象的な言葉を聞きました。
「うわあ、椿山荘(ちんざんそう)のホタル祭りよりたくさん飛んでるわ!!」
結婚式場として有名な椿山荘でもホタル祭りしてるんやなあ・・・ふと大阪太閤園の「ホタルの夕べ」という行ったことはないけどエラい高いイベントがあったことを思い出しました。同じような祭りが椿山荘でもやってるんですね。そら高いでしょう!! そこよりたくさん飛んでいるとは!!!

みなさん、「久我山のホタル祭り」穴場ですよ♪


・調べていて、こんなブログを見つけました。玉川上水でのホタル祭りの話から、以前紹介しました道路構想の話に及んでいます。

■OPEN−G 建築家加藤幸彦氏のブログ
http://www.open-g.net/weblog/2008/06/post_136.html


・ホタルは本来、暗闇の中で交尾を求めて光るのでしょうが、その光を人間という哺乳類が興味を持ってなんとか増やそうと努力するという事は当初の目的とは逸脱しつつも彼らにとって種の保存に繋がるワケで、なんとも面白いですよね。
池田清彦さんの著作を読んで、私自身の考え方も変わってきました。 『外来種を含め発生した場所から人為的に移動させられて繁殖した生物を「駆除」するというのは驕りたかぶった考え方ではないか』という目からウロコの正論でした。ホタルも生息地から他所へ移されると点滅の感覚が短くなったりと障害が出てくるという話もきいていて、養殖ホタルの放虫には批判的だったのですが・・・それもありかな〜 とね。
その点、光りもしないハムシやゴミムシなんかは静かに姿を消していくしかないんでしょうなあ・・・。







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