佐ん吉・ちょうばの落語DESSE IN神保町らくごカフェ

私の頭の中がワールドカップ一色に染まっている中、神保町まで落語に行ってきました。
米朝一門の若い衆、それも吉朝一門の佐ん吉さんと、ざこば一門のちょうばさんの落語DESSEは確か東京で3回目。
2回目は仕事で来させてもろてませんが、楽しみにしている会のひとつです。



ご 挨 拶


桂 ちょうば  時 う ど ん


桂 佐 ん 吉  始 末 の 極 意 


中 入 り 


桂 佐 ん 吉  手 水 廻 し


桂 ちょうば  商店街の真ん中で愛を叫ぶ(新作)


最初の「ご挨拶」の時からお二人が感じていたアウエイ感は本物でした。
かなり完成度の高い「時うどん」も爆発せず、「始末の極意」もくすぶったまま中入りに入ってしまい、楽屋内はさぞ重かったんやないでしょうか。
そこで、中入り後はもっと大ネタを考えていたんでしょうが、佐ん吉さんは「手水廻し」という東京での上方の落語会では開口一番にもってくることの多いネタで再チャレンジ!!
これがウケました。これがウケるというのは、やはり上方通のお客が少ないってことでしょう。
続いてはちょうばさんは新作。いい作だと思いました。私はオチが少し割れやすいかな、とも思いましたがこりゃ十分にちょうばさんの武器だし、このセンスではもっともっとちょうば風の新作を作っていくんだろうな、と思いましたよ。(題は違うかもしれませんが・・・)

後でわかったんですが、この日は神楽坂で吉坊さんの会があったんですね。上方の客、初回・2回目の客はそちらに持っていかれたようですね。
しかし、これに負けずに是非、4回目、5回目と続けてくださいね。
期待しておりますよ!!