林家亭9月席〜花ちゃんの会〜

午後から難波へ。
ワッハ上方で開催中の「桂米朝特別展」を見るのが第一目的でしたが、その前にレッスンルームでの「林家亭9月席〜花ちゃんの会〜」へいきました。(同時開催でホールでは島ノ内寄席もやってたんですがね。)


笑福亭松五  寄 合 酒


林家 花丸  米揚げ笊(いかき)


笑福亭遊喬  花  筏


林家 花丸  蔵 丁 稚


松五さんは松枝師のお弟子さんで今年8年目。同期に石松・二乗・鯛蔵(元さん都)の3名がいるとか・・・ 「寄合酒」、ストーリーは完全に入っているのに、ナゼかノれないものでした。がんばれ松五さん!! やはり調子というかメロディというか語り芸にはそういう部分が不可欠なんでしょうねえ。
それと、他の人もやってるのかもしれませんが、「寄合酒」で一人500円と言うのはなんだか今風過ぎて話に入っていけませんでした。その後にスグ懐手(ふところで)するヤツが出てくるしねえ・・・チグハグ感は否めません。

花丸さん程の年季の入った人が「米揚げいかき」をやると、面白いですねえ。「米揚げいかき」を「おかきのいりこ」と聴き間違えたのには大笑いしました。
「蔵丁稚」も結構なものでした。それぞれのマクラの「宝塚歌劇」の米團治夫人との観劇の話も笑えましたね。

遊喬さんは初めてお聴きしましたが、声の質が当代の春団治師匠に似ているように感じました。なかなかに聴き応えのある「花筏」で、また是非、違う噺を聴いてみたいもんです。

花丸さんの常連さんがたくさんおられる、お母さんまでおられるというアットホームな落語会でした♪