2日続けて落語へ行くのはどうかと思いながら向かいました神保町らくごカフェ。
大阪でも開催された事のないというあさ吉さんと吉坊さんの兄弟会です。
桂 吉 坊 月 並 丁 稚
桂 あさ吉 鹿 政 談
中入り
桂 あさ吉 ラ ブ 八 卦 (あさ吉作)
桂 吉 坊 ま め だ
あさ吉さんがトリはイヤだ、というのが面白いなあ・・・まるで春団治師匠みたいです。
ここで新作をされるというのが驚きでしたが、ニンに合うた噺でまたよかったですよ。
吉坊さんはそりゃもう手堅い2席。丁稚がかわいい「月並丁稚」と「まめだ」
「月並」とは「月次」の古い言い方ですね。「まめだ」とは大阪弁で「子狸」のことで、これは三田純一さんの昭和30年代だかの新作。もともと道頓堀あたりに伝わる昔話を元にされたということですが、今や古典といっていい名作ですね。
最後の銀杏の葉がハラハラと落ちてくる、と普通は落ち葉が風で吹き寄せられてくるというところを空からくるようにされたのは吉坊さんの工夫でしょうか?それとも先人がおられるんでしょうかねえ・・・
- 作者: 三田純市
- 出版社/メーカー: 大阪東方出版
- 発売日: 1986/12
- メディア: 単行本
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和多田勝さんのイラストも楽しい本です。