おこしやす朝から繁昌亭 


森乃石松   「つる」


月亭八天   「替り目」


笑福亭鶴二  「時うどん」


中入り 


桂朝太郎   手品 


桂米平    「天狗裁き



ゆるい感じが朝会らしくてよかったです。
森乃石松、2代目森乃福郎師の弟子ですね。なんともベタ感のある感じで、もう少し若々しさが欲しいな、と感じますね。逆にこのまま60代までいけば味になるのでしょうが・・・ 
師匠の2代目は笑福亭福三時代に天神橋筋商店街でのフリースペースで開かれた落語会で聴いたことがあるだけですが、その際に客席の後方で、お洒落なコート姿のまま、じっと弟子や他の若手を見ていた初代福郎師の姿が忘れられません。

八天師は「替り目」を俥屋なし、燗なしという寄席寸法でまとめた短縮版でした。
鶴二師は客席の入りが少ないなあ・・・とボヤきながらゆるい感じのマクラから「時うどん」へ。(少ない、と言っても5−60名は入ってましたが)
やはり鶴二師ほどの年季が入った方がやられる「時うどん」は聴かせますね。そういえば、昔は米朝師匠の「狸賽」を何度か拝見したものです。あの「化けよったなあーっ」という言われ方は脳内にこびりついてますよ。

中入り後、噂には聞いていましたが実際に拝見するのは初めての朝太郎師の手品!!