西荻窪一箱古本市とトークイベント「レインボーブックスはなぜ200回も一箱古本市に出店したのか」


昨日は西荻窪一箱古本市でした。
私の出店場所は駅から遠く離れたI邸前、最近よくお会いするむしくい堂さんとご一緒でした。むしくい堂さんは乗り鉄で日本中の路線を完全走破したそうで驚きました。「最近は新しい路線が出来たんで過去の記録なんですが…」と言われるので、廃線の方が多いでしょ?と訊くと「新幹線が増えてるんです」とのこと。成る程ねえ、どんな趣味も極める事、維持する事は大変だわ、と感心しました。
一箱古本市という趣味を誰も目指していない方向から極めた方がいます。
その名はレインボーブックス!
彼は毎週末のように出店を重ね、ついにこの日の西荻窪で200回目を達成しました。
どうも西荻窪じゃなくて虹荻窪にしたかったらしい。なにしろ今日は虹の本ばかり、それも77円と777円で売るという企画で出店していたのでした。それも面白い!スゴい‼

そこで、一箱古本市終了後、駅近くの一室でトークイベント「レインボーブックスはなぜ200回も一箱古本市に出店したのか」を開催し、わたくし散歩堂は聴き手として参加したのでした。
やや暴走するレインボーブックスや機械トラブルに手こずりながらも、なんとか52名の皆様(ほとんど一箱古本市出店者でしたが…)に喜んでもらえました。良かったー‼
レインボーブックスがあげたベスト3の場所は1位柏、2位山形、そして3位が鎌倉と葉山 でした。主催者側の行き届いた配慮と打ち上げがそれぞれ素晴らしいようです。私は4箇所とも出店はおろか行っていないのでまずは行かなくては!

それにしても、よく200回もよくやったよなあ〜と思います。それも2010年秋からという短期間です。一箱古本市は夏と冬には開催されませんからね。よく出ている方の私でも去年は10回程度の出店ですから狂気の沙汰です。
本の用意も大変だし、荷物運びもなかなかの重労働なんですよ。
まあ、200回中8回は家庭内古本市という微笑ましいものが含まれているんですがね。

トーク後には売れ残った虹の本で来場者に向けて201回目の一箱古本市を開催したのでした。




上の写真は右からレインボーブックス、散歩堂、忘日舎、後ろにいる方が主催者の池谷さん。
下はトークイベント終了後の201回目の一箱古本市