閉店した本屋さんでの古本市@茨城県つくば市

今日は宅急便を受け取ってからつくばまで出かける。
友朋堂書店と云う市内で3店舗展開していた新刊書店が取次店の倒産をキッカケに今年の2月閉店してしまったが、その1店舗のみ今日だ開いて、空いている棚を使っての一箱古本市が開催されたのだ。
疲れ気味ゆえ出店は控えたものの、気になって出かけた訳だ。
つくばは空が広い。利根川を渡るあたりは感動的な広がりだ。駅を出てロケットなど眺めながら15分程歩くと友朋堂書店吾妻店が見えてくる。
これといって旗が翻っているわけでもなく、どうなのだろうと、中をのぞいて驚いた。
お客さんでいっぱいじゃないか。
古本市だけでなく、返品出来ない岩波書店の本や文房具(半額)も売られている。返品出来ない本は書タレと云う事も初めて知る。地方の小さな本屋さんに行くと色の変わってしまった岩波新書なんてよくありますよね。
一箱古本市はみなさん結構売れたそうでホクホク顔だ。レインボーブックスは「こんな本屋の棚に並べられるなんて最高、またあれば是非出たい」と語っていた。
私ももし次回があれば出てみたいものだ。(書店自体は教科書販売等で継続中で、この店舗は生き残るようだ。)

みんなで書き込むメッセージボードも熱い‼ この店への思い、本屋への思いがひしひしと伝わってくる。岩波の本がこれだけある事からも、ここが素晴らしい店舗だったことがよくわかる。
イベントスタッフの女の子に訊いてみると、つくばに本屋さんはこの系列店と駅近のリブロしかなく、なんとそのリブロもまもなく閉店してしまう、との話だ。

園都市に本屋が無くなるなんて‼