雑司ヶ谷の古本ト占の店「JUNGLE BOOKS」ちょい移転新装開店

雑司ヶ谷の弦巻通りには「旅猫雑貨店」と「JUNGLE BOOKS」と2軒古本を商うお店があって時々、ほんとたまになんだけど出掛けることがあるんです。
弦巻通り自体がのんびりした昭和の面影を残していていいんですよね。
そのJUNGLE BOOKSが移転しOPENしたというので仕事終わりに出かけてきました。
渋谷駅から副都心線に乗って雑司ヶ谷駅下車、池袋寄りの1番出口を出て池袋方向に歩いて2本目が弦巻通り、くねくねと名前の様に緩やかにカーブを描く道を進むと賑やかな花に埋もれたガラス張りのお店があり、そこが新しいJUNGLE BOOKSでした。なんと、以前のお店からかなり旅猫さんににじり寄った感じ、それも美味しい評判の「赤丸ベーカリー」のお隣じゃないですか。
「どうもどうも」と占い待ちの人も含めた大混雑の店内に分け入ると、一段上がった昔は居住スペースだった部分が占いスペースでユキさんが熱心に占い中。
その下の角っこでケンさんが手提げ金庫の前で祝杯をあげておられます。「手ぶらでスミマセン」と笑顔で言いながら、缶ビールいただいて乾杯。旅猫さんがやり慣れた風で実にキリキリと小気味よく食べ物や飲み物を運んでおられます。旅猫さんにもご挨拶し、しばしケンさんと歓談後、文庫3冊買い求めて店を出たのでした。

奥泉光「坊ちゃん忍者 幕末見聞録」
吉村昭「回り灯籠」
堀江敏幸「めぐらし家」