経堂のりょうば

経堂のりょうば@さばのゆ


りょうば 強情
中入り
りょうば 幽霊の辻


噺家になって初のさばのゆ高座だ。おかえり!
彦八祭りでの鯛焼きの話をマクラにざこば師匠お得意の「強情」へ、ネタおろしについでの高座だと言う。これから聴き比べが楽しみだ。
中入り挟んでこれは手練れの「幽霊の辻」、熱演なり!
まだ、こちらで言えば前座なんで通常は開口一番だから元気一杯の張り切り高座という感じは否めなかったな。
これからも定期的にやられるそうなので、古巣のさばのゆではじっくり味のある噺を聴きたいものだ。


「幽霊の辻」のマクラで「私は心霊現象を一切信じません」と言い切り、色々な例をあげて切っていったが、いまの世の中、あまりにも霊界はあって当然という流れに傾いているんで、こうした話は必要だな、と金縛り体験ありの私は思った次第。


それと客席は圧倒的に女性ばかりで、知ってる顔も1人だけの全くのアウェイ状態で驚いた!やはり、ビジュアル系のバンドマンだった影響もあるのだろう。バンド時代から知ってる方も来られていた様子だ。
「くらべるシリーズ」のおかべさんに「吉坊の客席」「りょうばの客席」の比較を作って欲しいくらいだな。