フランク・ロイド・ライト旧山邑邸訪問!!

sampodow2006-08-13

お盆にはお坊さんがつきもの。
実家にも菩提寺よりお坊さんが来られるというので、大阪府池田市へ里帰りする。
今回は、その途中で芦屋の《旧山邑邸》に寄道しようというプランだ。
特急しなの・新幹線と乗り継いで、新大阪より芦屋まで20分足らずで到着した。
炎天下、駅を出ると、そこにはまごうことなき芦屋が存在した。
阪神大震災で相当様変りしたとはいえ、高級感が漂っている。
JR芦屋駅より阪急芦屋川駅方向に歩き出だしたが、崩れたままの塀や、空き地も目立ち、
震災の傷跡はそこかしこに残っている。阪急の高架をくぐり、芦屋川にかかる
雨森橋に出た。川沿いに阪神大洪水決壊地の碑が立っていた。谷崎潤一郎の「細雪
にも出てくる1938年の大洪水である。雨森橋より坂になっており、坂にはライト坂という
名がつけられ、ライト風にデザインされた案内板があった。
(面白かったのは、その横にイノシシ注意の看板があったこと)
そこから、坂の上を望むと、こんもりとした森の上にライトの山邑邸が聳えていた。

旧山邑邸はまさしくライトそのもので、いたるところのデザインに感心させられ、興奮した。

ただ、門よりのエントランのひとつがふさがれていたことと、崖下につながる施設が風化に
まかせていることに疑問が残った。

それにしても暑かったなあ・・・。