コロナの日々 帰省していました。

今夏は8月7日(土)から16日(月)までと今までになく長い夏季休暇で、11日に2回目のワクチン接種後、用心しいしい帰阪していた。その前も2週間程は寄席等の人寄り場所に近寄らなかったし、大阪でもワクチンの副反応で寝込んだこともあるが結局近くのスーパー以外は外出しなかった。母が89歳と高齢なこともあり、本人も怖がるしこちらも感染させてはまずいので自制に自制を重ねた。とはいってもほとんど雨日であったな。日本中至る所に災害を発生させた秋雨前線の居座りであった。

そんな中で嬉しかったのは・・・

コロナの日々 クラシックのちワクチン接種1回目

7月20日(火)オリンピックが近づいてくる中、我関せずの姿勢を取り続ける。根は好きなもんだから自分を縛り付けておくことが肝要なのだ。定時(通常は18時だが、時差出勤の関係、といっても今日はテレワークなんだが、まあともかく17時定時)で仕事終わり、バスで荻窪へ向かう。お誘いうけたクラシックコンサート。これが今話題の西本智実指揮のもので、ドビッシーやらベートーヴェン「田園」やらで短いものが中心だったが楽しめた。アンコールがラデツキー行進曲だったのがなんといっても最高であった。

7月21日(水)今日もテレワーク。午後、駅前まで第1回目のワクチン接種に行く。接種前、接種後もなんだか一緒に待つ方々の間で自然と会話があったのが不思議であった。なんだか面白い。15分待機したが問題なさそうなんで病院を出て、本屋・スーパーに立ち寄り帰宅した。ワクチンより暑さでくらくらした。早く仕事が終われば赤坂へ八光亭春輔独演会を聴きに出かけようと思っていたが、19時まわるまで仕事が続き断念した。

山下賢二著「松本隆さんに聞いたこと」(夏葉社)

土曜日の朝、駅前のドトールで読書してたら今日の句会の句が送られてきた。リモートの方もいるのでこの形がこのところの定型になってきた。コロナ禍が明けても遠くへ移住された方々もおり、このかたちが続くかもしれない。喫茶店の仕切りも案外心地良く明けても続くかもしれないと思う。今日は秀句が多い。

読んでいたのは山下賢二著「喫茶店松本隆さんから聞いたこと」(夏葉社)。薄い本なのですぐに読了したけれど、これはいい本だ。関西に移住された松本隆さんに京都市内の喫茶店で話をきいている。活力ある時代を作り上げた方の言の葉には目標を半ば失っている現在には沁みいる言葉が多く、若者達だけでなく我々にもカンフル剤になりえる一言が散りばめられてる。仲間について、妹さんについて、作詞について、孤独について等々またときどき読み返したくなることだろう。中京区のカフェ火裏蓮花、左京区のジャズスポット ヤマトヤ、中京区のイノダコーヒー本店休館、上京区のかもがわカフェでお話しを聞いているのだが、イノダコーヒー以外は行ったことない。静かにあとの3つをまわりたいものである。

コロナの日々 またしても緊急事態宣言

7月10日(土)来週月曜よりまたしても緊急事態宣言とのことで、しばしの飲み納めと夕方高円寺に出かけてペリカン時代、ちんとんしゃんとハシゴした。ペリカンではフィンランドのジンでジントニック、ちんとんしゃんでは日本酒の活きのいいところを澤の花手始めにいただき、話も盛り上がったが、こちらが何故だか貧血気味になって一時横にならせてもらう始末と相成った。そんなに飲みすぎちゃいないのだが歳ですかね。久々に西荻からタクシーで帰宅。

 7月11日(日)体調悪く一日横臥して過ごしてしまう。装丁の桂川潤さんの訃報が発表となった。先週木曜日にKさんから連絡もらい知っていたのだが、発表がなく宙ぶらりんの状態が続いていた。オーラの発生装置の電源を自ら切ってしまわれたような方で、いつも自然体でおられた。山形県川西町フレンドリープラザの一箱古本市で2回ご一緒し、打ち上げ・宿泊までずっと一緒にいさせてもらえたんで仲良くなっておりました。東京でも飲んだり、漱石本の装丁の講義に参加させてもらったりしていたので、この突然の訃報にはまいりました。ちりとてまんと訃報が続きます。

夕方、下北沢にお住まいの方が虹が出ているとツイートされたので駆け出して、一番視野の広い井の頭線跨線橋の上にくると東の空に虹がかかっていた。少し嬉しくなる。これが今日唯一の外出でした。

 7月12日(月)テレワーク。お昼に古本系2件浪曲系2件、お薬系1件の振込でコンビニ・銀行・郵便局をハシゴする。やはりハシゴは飲み屋がいいね。駅前のラーメン屋で冷やし中華900円(少し高かないか)を食べて急ぎ帰宅。ミンミンゼミの短い鳴き声を聞いた。私にとっては今年初めてのセミの声だ。

 7月13日(火)午後休を取得し、免許更新に行く。期限が今度の日曜日だから危ないところだ。杉並区内にはその手を引き受ける警察なく、都庁の免許センターか少し離れた警察署に行くしかないのだが、今回は気分で立川へ行く。駅前でバス停を探しうろうろし、全く見知らぬバスの車窓に目を凝らしていると小さな旅行をしている気になって少しは気分転換になった。優良者の免許更新もなんだかんだと時間がかかるし、その手続きはいかにも昭和のままのような気がする。もらった免許証の写真は5年分老けているのが明らかで気分を落ち込ませるものだった。帰りは昭和記念公園を通り駅へと歩いて出て、ヤマダ電機でWEB会議用のヘッドフォン買い、少し喫茶店でまどろみ西荻へと帰る。今日は火曜日で古本屋は軒並み休みなんですよね。違う曜日にすればよかったと思ったもののあとの祭りだった。

 

 

 

 

コロナの日々 職域接種と自治体接種

コロナ禍大阪編は全く続きを書かないうちに日にちがビュンビュンと過ぎていった。老母や近くに住む親戚は2回目のワクチン接種が完了し一息ついているところだが、今度は自分自身のワクチン接種だ。

私は今61歳(そんな感覚はなく、まだ40歳代のような感覚なんだが、そんなに歳食ってしまったのか、とこう書いて改めて愕然となるの)だが、居住する杉並区は65歳以上の継ぎは若者(12~39歳)の接種を優先しようと言い出してビューンと飛び越されてしまった。おやおやと思っているうち、手元に接種券が到着し見てみると飛び越されたと思っていた60~64歳も7/6から申し込めることとなっており一安心したのだった。

ところが、7/5になって突如職場のメールで「職域接種のお知らせ」がやってきた。勤務先は住宅メーカー系列なんだが大手ネット系での接種が可能になったとのお知らせなんだな。ここだけの話し、R天である。その二子玉川本社ビルでの接種だ。少し行ってみたい気持ちもあったが、モデルナワクチンというのが二の足を踏ませる。

7/7、昨日ですね。まずは杉並区のネット申込みをしてみた。少し出遅れたせいもあり、かかりつけ医はとれなかったものの、そこそこ近所の医院で1回目7/21、2回目8/11の予約が無事取れた。あとはワクチン不足で取消しにならないことを祈るばかりだ。

そんな中、小松左京復活の日」の一節をツィートした方がおられた。

 

「すみません、ワクチン接種は、これでおわります。ワクチンが切れたので──あとは三日後でないとはいりません。すみません……」遠くの方で、整理員が声をからしてどなっている。だれか、待っていたものの中でどなりかえしているものがいる。

 

全く今おこっているのと同じなのが恐ろしい。今朝出社すると今日R天に行くんだ、という方が何人もおられて、少しうらやましい気がした。

ちりとてまんのコト

少し思い出話。
2007(平成19)年の朝ドラ「ちりとてちん」にはハマりました。しばらくご無沙汰していた落語、上方落語に引き戻してくれたのもこの朝ドラだった。
ドラマに魅了された私は、当時「朝ドラ雑記帳」のような名前のブログがあり、そのコメント欄に書き込みするのを毎日の楽しみにしていた。その常連のひとりに「ちりとてまん」という方がおり、細部へのこだわりが妙に面白くコメント欄でちょくちょく会話したものだった。
その後、何故だか朝日新聞で「ちりとてちん」に熱狂的支持者がいると、このブログ他が取り上げられ、そこでは「ちりとてまん」さんが取材を受けていてとても驚いたことを覚えている。
さて、私が帰阪する毎に立ち寄る地元の居酒屋に「ちりとてちん」がある。朝ドラより古くからある落語好きの亭主女将のいる店で、立ち寄った際には当然のように上方落語やこの朝ドラの話題をしていたものだが、ある時にその新聞記事の話題となり、「ちりとてまん」さんの話をすると「常連さんやん」というではないか。びっくりしていると「毎日来はるよ、そろそろちゃうかな」なんて女将さんが言ってるうちに本当に来られたのだった。
こんな事ってある!と驚きつつも、ちりとてちん話に楽しく花を咲かせたのは言うまでもない。それ以来帰阪してはお店で、またはアマチュア落語会などでちょくちょくお会いしてはちりとてちん話などしてきたのだった。
そんな「ちりとてまん」さんの訃報が入った。
闘病されていたとは聞いていたが、コロナ禍で永らくお会い出来ない中でのお別れは切なすぎるじゃないか。
よし、いつの日か必ず福井の梅丈岳に行ってかわらけ投げをしよう。
「ちりとてまんが天国で幸せにおんなりますように~!」と叫びながら。 
黙祷。

コロナの日々 大阪ワクチン編

89歳になったお袋の2回目ワクチン接種、万が一の副反応に備えて6/12(土)に大阪へ移動し翌週は大阪でテレワークすることとなった。

6月12日 早朝に目覚めて部屋の片づけ。残り物で昼飯を済ませ13時半には家を出て羽田へ向かう。どこもたくさんの人出だ。品川から羽田までノンストップの快速に乗る。初めての乗車でなんだか嬉しい。

飛行機は搭乗者少ないんだから仕方ないけれど横6列の小型機はいくらなんでも小さ過ぎないかい。それでほぼ満席というのもこの時節困りものだ。

伊丹空港で551買い求めて、タクシーで半年ぶりの帰宅、母89歳は久しぶりに会うと更に老いた感じがした。

 

6月13日 日曜日 午前中、弟が迎えに来てくれて母は2回目接種に向かった。小一時間し無事接種完了して戻ってきた。弟は少し体調が悪いと昼飯食わずに帰っていった。お昼はアプロのお寿司。夕方、池田まで散歩に出る。路地奥のまがり書房に立ち寄ったら店内の様子が変わっており、店主さんに聞けば以前は土日営業だったのを水曜休と本格営業に切り替えたそうだ。やるなー。エールを送り本3冊購入し帰宅した。

 

翌日より母は腰の筋肉痛を訴え動くのも辛そうで心配したが、2日もたつとケロッとしたように治ってしまった。やはりワクチンのなせる業だったのだろうか。