東京国立博物館「細川家の至宝」展
今日は東京国立博物館へ「細川家の至宝 珠玉の永青文庫コレクション」展を見に出掛けてきました。(本日最終日)
細川幽斎・忠興親子から細川護煕元首相まで、先々代の護立(もりたつ)がコレクションした芸術品と合わせて細川家の古文書や甲冑等の家宝を伝える為に東京目白につくった永青文庫の至宝の数々・・・
いやあ、眼福とはこのことでしょう。結構なものを拝見しました。
ただ、余りにも巾広くてね。博物館を出て見上げた青空の美しさに全てが溶解してしまったような感があります。
手元のメモで印象に残ったものを記しますと・・・
・紫糸素懸威鉢巻形兜 ・・・いわゆる変わり兜。大きな鉢巻がバカボンのパパを思い出させます。
・大馬印 紺地白絣に有字 ・・・非常に大きな真四角の馬印の旗。大きく一字「有」と書かれていました。
・細川重賢写生帳「毛介綺喚(火篇)」 ・・・詳細な博物図!!
・黒楽茶碗 銘おとこぜ 長次郎作
・白隠書「暫時不在 如同死人」 ・・・厳頭全割(つくりは谷)の言葉
他にも有名な細川家の能装束・能面から宮本武蔵関連から洋画からなにからそらスゴいですわ・・・
一度、目白の永青文庫に行ってみたいですね。