駅に戻り、疲れもあることからこのまま帰ろうかとも思ったが、付録にと本山まで足を延ばした。本山は洗馬のひとつ京都寄りの中仙道宿場であり、そば切り発祥の地と伝えられている地だ。
19号をわずかに走っただけで、本山に出ることが出来た。道は洗馬同様に広く、洗馬以上に宿場町の雰囲気を残している。そうした残滓は時とともに減少してきたのだろうし、これからも減っていくことだろうが、なくなることはないだろう。

奈良井宿にくらべると物足りないが、観光客がほとんどいないというプラスもある。本山そばの里で盛り800円を食して帰路についた。