真田太平記を歩く

上田に行ってきました。昨年10月以来2度目の訪問です。
上田の中心部にある池波正太郎真田太平記館の南側のパーキングに駐車し、まずは東へ向かって歩き出しました。
ところどころに古い町並みが残っており、散策にもってこいの町です。ただ、もう人が住んでおらず、そのまま朽ち果てかけている家屋も多く見受けられ、なかには人が住んでいる様子ながら屋根が落ちている「豊年虫」状態の長屋もあり、その凄まじさにア然とさせられることもありました。

(画質を落としているとこんな感じになってしまいましたが、これも味があっていいかな、とそのまま掲示しました。ただ、左下の写真のぶっ壊れた感じだけはちょっと見てもらいましょうか ↓)

なんとも凄まじい感じで、なにがなにやらわからん状態になっています。(また、こういう建物が結構多いのですよ!)

さて、東へ東へと進んで、原町通りから2本先の大通りである鍛冶町通りまでやってきました。
鍛冶町の本陽寺は黒澤明のデビュー作「姿三四郎」のロケ地ということです。ただ、境内はせまく、ここで「姿三四郎」のどのシーンが撮影されたのか、皆目検討がつきませんでした。また、想像力が沸くような境内でもありませんでした。なにしろ山門の前には凄まじい長屋があり、横の門には裕福の象徴のような巨大な犬が私を凝視していたのです!!

本陽寺は庫裏の玄関が素晴らしいものでした。なんでも上田藩主屋敷の玄関を移築したとのことです。

(この山門の向こうに長屋が存在します。)