昨夜の悪夢とその原因

最近悪夢をよく見るんだなあ…
眉間にナイフを押し付けられる生命の危険を感じるものから、社内の人間に怒られる、それもつまらんコトでね。
昨夜もそうなんです。澤乃井大辛口3合のなせる業か・・・ いやいや違うんですなあ。
夢で覚えてるのは、会社でなにやら疲れはてていると、新しいトップが私に仕事を振ろうとする、すると誰かが「彼は疲れていますから」と庇ってくれるんですが、新トップが一言

「そんなことじゃ、誰か(違う部署から)連れてくればよかったな」

とつぶやく。私は慌てて「ノープロブレム、やれますよ♪」と軽い身振りをしつつ必死で仕事を受けたものの全く仕事が進まない、という何やら現実に起こりそうな悪夢でした!! こんな夢見たくねー!!

悪夢の理由は落語のCD・・・(また落語ネタ?と身をひかないように!!夢の話ですから!! )
私は寝る時、落語のCDを睡眠誘導剤がわりに使っています。好きなもので眠られるの? 目が覚めるのでは?と思われるかもしれませんが、もう筋も台詞も頭に入っていますからね。結構、空母のカタパルトから発射されるがごとくスパンと寝入れます。落語も知らぬ間に終わってしまうしね。
ところが昨夜は寝ぼけてデッキをイジッちゃったのか何故かエンドレス!! それも先代林家正蔵(彦六)の「鰍沢」!!

雪降る真冬、日蓮宗の聖地身延山にお詣りに行っての帰り道、山梨の鰍沢で道に迷いようやく見つけた一軒家、「やれ助かった」と思いきや、そこで毒を飲まされ殺されそうになり、ほうほうのていで逃げ出るという壮絶な噺!! 猟銃を手に追いかけてくる女!! 雪の林の中、ころげるように駆け下りていくと崖に出た。えいままよっと川の中へ身を投げる!!! ザブーンッ!! 
こんな噺を延々聴きながら見る夢はロクなもんになる訳がないね。夜中に3度くらいは、その逃げているところでボウッと目が覚め何故同じ噺を聴き続けているのかなあ・・・とそれも夢のように感じて寝入りました。やはり迫真の部分なので正蔵も力が入り、少し大きな声なのかなあ・・・これから「鰍沢」聴きながら寝るのはやめよう。