今年最後の映画は親孝行でこの映画となりました。（ひとり千円というのもありがたいコトですね。）
思っていた以上にいい映画で驚きました。
鈴木会長（三国連太郎）が馴染みの料亭の女将さん（松坂慶子）は親友の娘でした。ふたりで親友の墓参りに北海道の中標津へ出掛けることになります。（もっとも西田敏行演じる浜崎伝助も付いてくるんですが・・・）
中標津には女将さんの娘（吹石一恵）が獣医の勉強をしながら暮らしています。
空港から娘の家に直行した女将は娘が牧場の中の家で牧場主の息子（塚本高史）と同棲していることを知ってしまいます・・・
雄大な北海道の風景をバックとして描かれる人間ドラマ・・・山田洋次の世界ですね。
終盤には鈴木会長が死に掛けて、上方落語「地獄八景亡者戯」の世界も繰り広げられたりして笑わせくれます。
素敵なエピローグも用意されていて千円で一見の価値あり!!の映画でございました。
