*p1*[BOOK] 上杉隆著「記者クラブ崩壊 新聞・テレビの200日戦争」

今、話題のジャーナリスト上杉隆氏の新書を読了しました。

記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争 (小学館101新書)

記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争 (小学館101新書)

日本の古色蒼然たる記者クラブの様は寒々としますね。官僚との癒着以外の何物でもないですし、政府の建物の一角を賃料なしで借りて、フリーランス記者は締め出している・・・なんじゃそりゃ?ですよね。
その無料貸与の費用を試算した人がいて、それによると総計12−3億円/年になるそうです。こりゃ、仕分け対象ですよ。
それに・・・
記者会見の後には、各紙の記者が寄り集まって、メモの確認をし合い、抜け落ちがないかを調べあう。ジャーナリストといえるのでしょうか?

この新書では、記者クラブの抵抗によりOPENにされてこなかった会見が、岡田外務大臣・亀井金融相の決断で少しずつその扉が開きつつある、今年3月の時点で終わっています。
平野官房長官の抵抗もあり、首相官邸の門戸はまだ堅いようですが、その後どうなったのでしょうか?
Twitterで上杉氏の発言を追っていると、この間の普天間問題の総理会見には参加されていたようですが・・・