天王山へ 秀吉と真木和泉

友人と天王山に登ってきました。

阪急大山崎駅を下車してJR線を渡れば、もう山の気配です。かなりの勾配の坂を登っていくと、まず大念寺があり、続いて宝積寺があります。思った以上にこの坂はきつかった・・・


宝積寺山門です。仁王像が重文に指定されていますよ。
このお寺は2度に渡り日本史の表舞台に登場します。
一度目は戦国時代の山崎の戦いで、豊臣秀吉が本陣としました。二度目は幕末の禁門の変で総崩れになった長州勢の中に加わっていた真木和泉以下他藩脱藩浪士17名が逃げてきて陣を布きました。
一度目は陣を布いた秀吉が勝利し、二度目は陣を布いた17名が自刃に追い込まれました。自刃に追い込んだのは近藤勇率いる新選組等です。

天王山への登り口 鬱蒼としてますね。楽しいハイキングといった風情はありませんな。

展望台からの見晴らし。山崎合戦の碑や秀吉の旗立て松の場所にあります。
前方に流れるのは淀川です。

十七烈士の墓 真木和泉以下他藩脱藩浪士のお墓です。

※山崎合戦についても幕末についても、この天王山についても、もう少し詳しく書き込む予定です。
しばしお時間を・・・