M8.8の衝撃

地震発生時にはデスクワークで杉並区の事務所にいました。
ビルの2階ですが大きく、そして長く揺れて大変驚かされましたね。
そして余震、と言うより引き続き続いた地震は最初に突き上げるような形の揺れがあったこれまた大きなもので、しかも何度も続くといった過去に経験のないもの。事務所で着けられたテレビの映像は仕事を中断させるに十分な内容で、特に名取川を逆流し、周辺の耕作地や民家を飲み込んでいく津波の衝撃は阪神大震災の横倒しになった高速を思い出させました。言葉もありません。


私は職住接近という事で帰宅しましたが、多くの方々は会社で待機しておられます。(決断して千葉へと歩き出した人もいましたし、自転車を買い求めて藤沢へと向かった人もいました。ただ、深夜には井の頭線や地下鉄・私鉄が復旧したので帰られた方もいるでしょう)
私は井の頭通り、人見街道と歩いたのですが車は渋滞し、西へ西へと歩く人が続いていました。自転車の方はそういった通りでは乗ったままでは通行出来ない状況で仕方なく歩いて押している人も見かけました。自転車屋さんには多くの人が買いに来ておられましたがね。


夜になっても余震は続き、大規模な火災のニュースや福島第二原発での避難勧告と予断を許さない状況が続いています。
東北の各県の被害状況の全貌は明日にならないと判明しないのでしょうが、これ以上の災害が重ならない事、一刻も早い人命救助を願ってやみません。


先週出張でいった福島県いわき市から帰る途中の車窓風景です。線路からすぐに太平洋が望まれました。いい風景だなあ・・・と暢気に写真を撮っていたのですが、ここも津波に襲われたのでしょうか。