広瀬和生著「落語評論はなぜ役に立たないのか」

落語評論はなぜ役に立たないのか (光文社新書)

落語評論はなぜ役に立たないのか (光文社新書)


広瀬和生著「落語評論はなぜ役に立たないのか」読了。立川流を無視する、昭和の名人を至高とする、芸談を自ら語る等々の評論家を撫で斬り続けるこのしつこさにはまいりました。ただ、最後の最後、私的ランキングでの小三治師の「芝浜」を語っての終わり方は粋で鮮やか。もっと落語聴きに行こっと!!