もう先月のことですが7月23日(土)に第5回石巻一箱古本市に参加してきました。
前にも書いた通り、3年続けて川開きに来ていたのですが、今年は8月1日2日共に平日で断念し、ずっと気にはなっていた一箱古本市に転向したのです。
私の出店場所は石巻駅近くの立町復興ふれあい商店街、ここにはわたくし散歩堂含めて東京組4組を含めた8箱が並びました。うち一箱はこの商店街の電気屋さんの出店で箱の名前は「パナけいブックす」さん。電気屋さんの名前は佐藤兄弟商会という石巻で一番古い電気屋さんだそうです。
復興ふれあい商店街は震災の都市2月にオープンしました。
小腹がすいたので商店街にあるパン屋さんに入りました。パン工房パオさんです。もともとは石ノ森章太郎漫画館の近くでお店をされていましたが、大震災の津波が来、更に船が流れてきてお店は壊されたと笑顔が素敵な店主さんにお聞きしました。
湯葉を練り込んだパンが人気商品とのことでしたが売り切れで、菓子パンをひとついただきましたがこれが美味しかった。ここにはまた来たいなあ〜と思いましたよ。
でも、そんな復興ふれあい商店街ですが、今年の10月までの期限なんだそうです。
それまでには移転先を探さねばならないのです。しかし、明るいパン工房パオさんはやる気満々。どこに移転されても石巻を訪問した際には訪ねていきたいお店のひとつとなりましたよ。

一箱の店番を遠征してきた駄々猫さんにしばらく替わってもらって、町散歩も出来ました。
スタンプラリーもあって一箱の大家さんを巡ると石巻中心街がいままで以上によくわかりましたね。お昼ご飯は出店場所のひとつにもなっている屋台村「橋通りCOMMON」で石巻焼きそばをいただきました。