p1*[新宿骨折日記] 2月11日

18時過ぎ総武線千葉方面行きホームから東出口へ降りる階段で転落。上から4、5段目あたりで滑ったような踏み外した様な感じで足が地に着かなくなり、次いで宙をつかみながら回転するように体制を立て直すも、最後の5、6段目からジャンプし床に叩きつけられたのだ。見知らぬ女性の方も心配して声を掛けてくれるが、朝から同行している大阪の文楽仲間Mさんが「私が連れなんで大丈夫です」と言ってくれて、彼女の介助を受けながらまず壁にもたれて座り込んだ。右肩と左膝に激痛が走るも触ると骨が折れている様子はなかったし、頭も最後にコツンとぶつけた記憶もあるが外傷はなく触っても痛みもなかった為に自分では最悪の結果にはなっていないと思い安堵した。Mさんが救急車呼びましょうと言われるのを少し待ちましょうと制し、では駅の方に連絡しに行きますと走ってくれた。ありがたい。待つ間に一人で立ってみたがなかなか歩いて帰るのは困難だと自覚した頃に、Mさんと太った駅員到着、車椅子で救護室に運ばれ、しばし悩んだ後に救急車を呼ぶ事を決断。同乗はMさん。大久保駅近くの春山記念病院に搬送され当直医の診察を受く。レントゲンの結果、右肩は派手に折れていて、左膝はレントゲンでは異常は見受けられないとの事。「僕は消化器系担当だし、明日も休みなので」と簡単な処置で一旦帰される。右手は三角巾で吊り、その上から簡易なコルセットで固定、左足はがっしりとしたコルセットを装着された。内金5千円入れて東京無線のタクシーを呼んでもらい自宅にかえる。Mさんとはそこでお別れとなった。
ズボンは脱げたが、上はコート以外そのままで途中から崩れ落ちるように横になった。
なんとか横になったがそこからが大変だった。