水中書店で「水中花」買いラムを食う

仕事の帰りに吉祥寺に出て週中に出張する特急あずさの指定をとる。松本のホテル確保に苦戦したため、早めに来たのだがやはりもう少し出遅れていれば危なかった。
吉祥寺からひと駅足をのばして三鷹の水中書店に顔を出した。根岸さんのツイッターで店主の今野さんが東京新聞の東京俳壇で小澤實先生の特選をとったことを知ったのでお祝いがてらの古本買いである。

秋澄むや道をはさみて町ふたつ  今野 真

他に
永遠に百恵は菩薩曼珠沙華    藤原龍一郎

秋澄むやブルペン捕手のミット鳴る 根岸 哲也


と根岸さん含めて知り合いが3人も小澤先生に選ばれているのには驚いた。(藤原さんは歌人で、私とは一緒の句会なのだ)

水中書店では生島遼一の「水中花」他を買い求めた。家に帰ってから水中書店で水中花を買うとは出来過ぎだと思うが買った時にはそんな気持ちはなく、何冊かあった生島さんの中からソコソコに古い1冊を選んだだけなのだった。

西荻窪に戻り、以前山崎君(三つ枝商店・金魚番地)に教えてもらった羊の焼肉屋に行ってみる。「禅」という店でカウンターのみ、ラム・マトンや野菜の盛り合わせにソーセージ1本もらってハイボール飲んで1,800円くらいだからリーズナブルだ。これからちょくちょく来よう。