お弁当に思う・・・


特急あずさで松本へ帰る時、注意しなければいけないことのひとつに「お弁当」があります。12両編成等ながい列車の割りにはワゴンに載せる「お弁当」の量が少ない様子です。
今までに何度も「あ、申し訳ございません。お弁当もサンドイッチも売り切れました」という声を聞かされているのです。空腹に耐えかねた私は「じゃあ・・・」と「じゃがりこ」等を買い求めボリボリと食べたものです。「じゃがりこ」はおいしいのですが、なんともさびしいですな・・・。

月曜の晩はどうだったでしょうか?
早めにやってきたワゴンに「お弁当はありますか?」と尋ねたら、「ございます」との返事が返ってきました。あ-よかったと、買い求めた弁当は・・・なんじゃらほい???


その名も「ビジネスマンのおべんとう」
食いたくね−!! 最低のネーミングじゃないですかね。
フタをあけると、おじさんの好きなものはなんだろう・・・と考えて安易な結論に達したとみえて、
どん、と焼き鳥がのっかっていました。
他にキンピラやトンカツ、それに分厚いカマボコだなあ、と口に入れると間に酒粕を挟んでおりました。
私は酒粕ってあんまり好きじゃないんですよねえ。
どこで作ってるのかと、フタを調べると、「山梨県北杜市」とありました。
北杜夫と間違えやすい「北杜(ほくと)市」は明野村須玉町高根町・長坂町・大泉村・白州町・武川村小淵沢町の8町村が合併した市なんですが、いいネーミングとは思えないですよね。まあ、その近くにある南アルプス市よりはいいかもしれないけれど・・・
そういう風土が「ビジネスマンのおべんとう」を生み出した訳ですな。