今日は一風変わったCDを紹介します。
三木鶏郎グループの「タララ ブンカ ポンカピ」です。
最近のＣＭでありましたよね。ラクダのシャツみたいなのを着た老若男女が片足あげてピョンと跳ねながらまわっている画面にタララ ブンカ ポンカピ♪ タララ ブンカ ポンカピ♪ と流れているってのが・・・
キリンビバレッジのアミノサプリナインのＣＭですが、そのＣＭソングこそ、ＣＭソング・コミックソングの草分けといわれる三木鶏郎およびそのグループの音楽なんです。
三木鶏郎（トリロー）は作曲家・作詞家・放送作家として活躍、永六輔や野坂昭如、いずみたく、神津善行等多士済々のメンバーとグループを形成し、多くのＣＭソングを世に送り出しました。
ワ、ワ、ワが輪が三つ♪
キリン、レモン、キリン、レモン♪
牛乳石鹸、よい石鹸♪
くしゃみ三回、ルル三錠♪
そういったＣＭソング・コミックソングが入ったＣＤがこの「タララ ブンカ ポンカピ」です。もっとも私がiTunesdeで購入したのは「三木鶏郎グループ、21Ｃトリローオールスターズ」というＣＤ(
一番下の写真のもの）で内容はというと、この「「タララ ブンカ ポンカピ」から「「タララ ブンカ ポンカピ」を抜いただけです。おそらく、「タララ ブンカ ポンカピ」がＣＭで採用されてから「21Ｃトリローオールスターズ」に「タララ ブンカ ポンカピ」を追加したのでしょうね。
いや〜いいですよ。このＣＤは!!
「タララ ブンカ ポンカピ」の他には・・・
「森永インスタントコーヒー」 スピードコーヒーという歌詞が面白い。
「トムとジェリー」 例の仲良く喧嘩しな♪という歌です。
「鉄人28号」 グリコ、グリコ、グーリーコーというグリコファンファーレからはじまるアニメソング
「明るいナショナル」
日本最初のＣＭソングといわれている灰田勝彦が歌う「ボクはアマチュアカメラマン」
ザ・ピーナッツのハーモニーが美しい「小田急ピポーの電車」
「船橋ヘルスセンター」船橋ヘルスセンターの連呼 チョチョンのパッという合いの手がかわいい
ダークダックスとフランキー堺が歌う「バヤリースの歌」
私のお気に入りといえば「小田急ピポーの電車」です。落ち込みかけた時など、このノー天気ともいえる明るく愉快な歌を聴いていると心が晴れてきますよ。
どの歌も明るく、まさに高度経済成長をバックとした昭和の歌ですが、その多くに強引とも言える節回し、長調から短調への変調があるということ。歌おうとするとナカナカに技量がいりますナ。
