昨日は七夕

昨日は七夕でした。
いろいろなところに七夕飾りがありました。

浜田山駅前の七夕飾りです。短冊がビニールというところが現代的というか、味気ないというか・・・


「この間、頼んだ物が見当たらんのや」
「何です?」
「棚に入れといてくれ、言うたやろがな」
「ああ、あれやったら質入しましたよ」
「誰が質入れせえと言うた!!」
「そやかて『たなに入れといてくれ』言いはりましたやろ。何言うてはんのかなあ…と考えてね。そうかタナ言うたら七夕のタナの事か、七夕の『七』はシチとも読むさかいに、そういう洒落言いはったんやなあ、と思いまして・・・」
「アホかいな!? ええかげんにせえ!!」

これは落語に出てくる一節ですが、「七夕」と書いて「たなばた」と読ませるおかしさ加減をうまくついていますよね。

調べてみると・・・漢字の「七夕」は「しちせき」と呼ぶ節句のひとつで「たなばた」とは微妙に違うようです。 この七夕(しちせき」は宮での行事のようですが、それと民間の「たなばた祭り」が合体したようです。
では「たなばた」とは何かといえば、語源由来辞典には「棚織つ女(たなばたつめ)」の前半部分の「たなばた」が語源とも、農村で行われていた「種幡(たなばた)祭り」が宮中の行事と一緒になって「たなばた」になったとも紹介されています。
なんとなく後者のような気がしますね・・・。




■語源由来辞典
http://gogen-allguide.com/

結構いろいろな語源が紹介されていて面白いですよ。水着の「ビキニ」もそうだとは思っていたのですが、その通りの語源だったので驚きました。(「ビキニ」はTOPページの「語源由来週間ランキング」にあります。)