東京国立博物館の魅力
もう先々週になりますか・・・まだ7月でしたもんね。まあ、その土曜日にみのりさんと東京国立博物館に出掛けたことは、ほんの簡単に書かせていただいてましたが、今日はその詳細・・・というかご披露目♪
来年だかに遷宮を控える伊勢神宮の特別展です。「伊勢神宮 神々のたわむれ」・・・そりゃモンスターエンジン!!(しかも封印ネタ) もとい「伊勢神宮 神々の美術」へ行った訳なんですが、神像に見るべきものはあったものの、もうひとつといった内容でありました。
なんだか、まさしく神社というものが、ある意味で「虚空」といっていい存在だけに、それに相応しい展示会ではあった訳です。
同時に開催されていた「染付展」の方が面白かったですね。時の変遷、地域の移り変わりにより違ってくる「染付」がよく理解出来ました。やはり、我々日本人には日本の「染付」がしっくりきました。
ただ、何よりも本館の平常展がよかったですよねえ・・・
まずはこの靴下みたいなもの何だかわかりますか?
紋が噺家の桂一門が使う「結び柏」なんで、落語系のものかと思ったんですが、違うんですね。まあ、落語ではこんなの履かないものね・・・。
正解はというと・・・
江戸時代の蹴鞠の靴なんですな!!
あと、奄美大島のガーラ玉という19世紀沖縄尚氏時代の勾玉も初めて見る物なので驚きました。
19世紀まで勾玉が実際に使われ続けていたんですねえ!!
変わったところでは平賀源内に絵を習い、かの「解体新書」の絵を描いた小野田直武の「布袋像」 このリアルさにはビックラしましたなあ・・・
劇画やないですか!!!
蔵の中にあって、初めて見た人も「なんじゃこりゃ!?」とさぞかしびっくりしたことでしょうね。
このように、東京国立博物館には色々と面白いものがあります。是非、涼みがてらにでもお越しください♪
現在、耐震補強中の東洋館(キムタクのMr.Brainで内部が警察として使用されていました!!)前にはアジア各国のビールが飲めて軽食をつまめる売店があります。
またその横にはレストランもあるし、法隆寺館にはホテルオークラ直営のレストランもあるんですよ♪