真夜中のトキワ荘

7月末の土曜日はそらもう盛り沢山で、東京国立博物館から谷中散歩から長崎寄席から色々あったんですが、その日の締めがこの「トキワ荘の青春」ならぬ「真夜中のトキワ荘」なのです。
まあ、狂気の沙汰でありますな。
手塚治虫に憧れたマンガ少年であった過去を思えば「聖地巡礼」として一度は行かねばならないでしょう。藤子不二雄の「オバQ」もようやく復刊されることだし・・・(関係ないか)

一番下の地図を見てもらえばわかりますが、ここは西武池袋線椎名町駅の南、地下鉄大江戸線落合南長崎の東に位置してましてね。まあ、このトキワ荘以外に行こうと思うところのない地域なんですよ。なかなかワザワザ行かないし・・・椎名町のひとつ向こうの東長崎駅近くでの寄席終了後に急遽思い立って向かった訳です。真夜中と言っても9時半過ぎですが、トキワ荘跡近くの道は人っ子ひとりいない静けさ・・・
ウロウロしている私はまるっきり不審人物!!

目白通りから東長崎駅へ向かう、北西方向の道ですが・・・ ね、誰もいません。
この辺りかな?という辺りに、捨て看がひとつ・・・

おお、この奥にトキワ荘はあったのか!! 不審人物はこの路地に潜入・・・。
もう、跡形もなく更地になっていまして撮影のしようがないので困ったのですが、振り返ってパチリッ!!

これは「さつき荘」というトキワ荘跡と路地を隔てて建っているアパートですが、雰囲気が出てますよねえ!!
撮影終了後、逃げるようにココを離れたことは言うまでもありませんが・・・オレもよくやるよなあ〜。