日本PK戦に沈む・・・ 日本スタイルの行方



いやあ、昨夜は最後までドキドキさせられて体に悪い試合でありましたよ。パラグアイ戦!!
しかし、面白かった!!!
駒野がはずしたのは致し方ないことで、彼を責めてはいけないですよね。まず、指揮官が彼を指名したんですから・・・。

やはり、前後半と延長戦の間に何度かあったチャンスで確実に1点をとっておかねばならなかったのでしょう。
今までの日本代表はバイタルエリアに入っても横パスばかりで「打たない」「勝負しない」と批判を浴び続けていましたが、どうしたことかこのW杯では積極的に打ってましたね。この変化にはビックリし、感心しましたが、同時に今までのお家芸ともいえる「横パス」ももっと交えた試合巧者ぶりを見せて欲しかったと思うのは欲張りでしょうか。
驚きのFWなしという布陣。(本田がFW扱いであったとはいえ、また本来FWの大久保が先発しているとはいえそういう布陣でしたね)
これはひょっとしたら日本スタイルなのかも知れない、とも思うのでした。オシム前監督も、もっとボールを前線へ供給する水汲み人を揃えて、バイタルエリアで勝負するFWを育てて・・・と日本スタイルを追求しようとされていましたが、ひょんな事から出来上がった、このFWなしの布陣こそ、日本スタイルなのではないでしょうか?


さて、日本代表の戦いは終わりました。
今までで一番感動したコラムを紹介してこの記事を終わろうと思います。

それはオランダ戦の翌日にスポーツニッポンに掲載された次のコラムです。



金子達仁「日本のW杯史上、最も感動的な敗北」 2010年06月21日
http://wsp.sponichi.co.jp/column/archives/2010/06/post_1623.html