盛岡漆紀行

土曜日に盛岡へ行ってきました。正確にはその北の二戸市浄法寺町・・・ここは日本有数の漆の産地なのです。漆は、なんと98%を中国などからの輸入しているのです。残りの2%のほとんどはここで採取されているのです。
詳細は後日にお話するとして、今日は漆林をご紹介します。



浄法寺の町から山の方へ入っていくと、あちこちに紅葉した漆林がありました。



これは掻きとった跡です。こういう具合に傷をつけて初夏から秋にかけて漆を採り続けるのです。
そして、
20年育てた漆の木から1年で漆を採取しきって、伐採するのです。伐採された漆の木は薪として利用され、その灰がまた肥料として漆の木に与えられているのです。