山田隆道著「阪神タイガース 暗黒のダメ虎史」


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タイガースの歌に掛けている題名も笑わせてくれますが、内容も報復窃盗・・・じゃなくて抱腹絶倒の感がありましたよ!!!
1985年に歓喜の優勝を果たしたタイガースはその2年後には最下位に沈み、時たま好調な時もあったものの、闘将星野監督の2年目2003年に優勝するまで暗くてながい暗黒時代を送ったのでした。
16年間で最下位が実に10回!!
この本はその暗黒時代を年代順に、微に入り細に入り書き込んでいるんです。たまりませんなあ・・・。
特に笑ったのは失敗に継ぐ失敗の補強とポンコツ外国人選手のヤマ、そして下のTwitterでも記載した投手陣の話ですね。


「葛西、遠山、伊藤敦・・・中継ぎ魅惑のアンダースロー軍団」


「中込、郭李、竹内・・・力士顔負け?おデブの方程式」



どうです?面白そうなタイトルでしょ!! 中継ぎでアンダースローからアンダースローにリレーするというのは摩訶不思議ですわなあ・・・


新庄と暗黒時代に名を馳せた亀山つとむとの対談も面白いですよ。
最後に2010年から再び暗黒時代に入るのではないかという猜疑心で終わるところもいいなあ・・・確かに今年の連敗振りは危険な香りがプンプンしてましたよね。
読むべし!!