古本初め

関東の幕内は7日までだと知る。関西では15日までなので軽く驚いた。さあ、ブログ再開だ。
3日は落語初め、4日は文楽初めと大阪散歩初め、7日が浪曲初めで今日8日が古本初めとなった。
あと今年ひらいてないのは、映画、東京落語、東京散歩に美術鑑賞か。
午後から自由ヶ丘の読書空間みかもでの一箱古本市に顔を出す。レインボーブックス、サルトリイバラ、ひな菊姉妹に雨の実などが店開きしていたが、古い民家だけに断熱仕様になっておらず、ストーブの前を離れると寒くて困った。私の属する股旅同盟の3名も集合し、お客さんもあまり来ないし、一箱古本市仲間新年の集いの様相を呈してきた。
股旅同盟で雨の中一足お先に失礼して自由ヶ丘周辺の古本屋巡りに出かける。


まずは以前にも来たことのある自由ヶ丘の西村文生堂で戦前の小学生読本など買い求めてから、学芸大学駅に移動して、かねてから読書家の若い同僚に「いいですよ」ときいていた流浪堂をのぞくとあまりの良さにクラクラしてしまった。
僕にとっての理想に近い古本屋ではないか。股旅同盟で話し合ったが意見が一致したが、混沌としたように見せながらも仕掛けの多い魅了的な棚つくりに恐れいる。この棚は1日にしては決してならないものだ。眩暈しつつ、ついつい有金はたくほどに購入してしまったが、我が選択に悔いなしだ。
流浪堂が素晴らし過ぎてSUNNY BOY BOOKSが軽くみえてしまった。まあ、はやりのスノップ系なんで致し方なしだが、学芸大学の古本屋巡りをする方にはSUNNYに先行くことをお勧めしたい。