コロナの日々 久々2 kuutamoai

8月28日(金)

テレワーク。11時よりジェーン・スー生活は踊る金曜日(パートナー:堀井美香)を聴く。10月から金曜日はなくなり、かわりに第5週のパートナーが全て堀井美香アナになるという驚きの発表がなされた。昼は半田そうめん。午後ラジオを聴いていると突然安倍首相辞任ニュースが飛び込んできてテレビに切り替えた。私はなんとなく胸騒ぎしていたんでやはり来たか!という感じだ。ようやく辞めてくれたか。功罪相半ばと言われているが功といえば在任期間がやたらに長かっただけじゃないか。経済政策もジャブジャブ日銀の金を入れ年金資金まで投入して株価の買い支えをしたんだから、言ってみればアベノバブルだろう。日本三大アベノで「あべのハルカス・アベノマスク・アベノマスク」ってtwitterで書いていた人がいましたよ。

18時から外出して阿佐ヶ谷経由で中村橋までkuutamoai@サンライフ練馬へ向かう。今回は手製本のヨンネさんが親で「死が寄り添っている、あるいは死は悲しい事ではあるがそれは決して終わりではなく、生の循環の中の一過点に過ぎないように感じる本。しかし輪廻転生ではない」というむずかしいお題であった。

そもそもkuutamoaiとは今や店舗がなくなったブックカフェkuutamoで開催されていたイベントで、沖縄での「本もあい」をやるイベントなのだ。こちらで云う「無尽」「頼母子」というグループ間で融通しあう貸し借りを本に置き換えたもので、一人の親がリクエストしたテーマの本をみんなが頭を悩まして持ち寄りプレゼントするものだ。

私はヨンネさんに宮沢賢治注文の多い料理店」の中の「水仙月の四日」を説明のうえプレゼント、ただ「注文の多い」は持っている可能性多いよなあ~、と芸術新潮ムーミン特集号、日本の巨樹紀行、それに開高健「輝ける闇」を渡した。(「輝ける闇」は久しぶりに読み出したらその濃厚な文体に虜になってしまったので近々買う予定。)他で面白そうだったのは「関西弁で読む『遠野物語』」で、これは買うともり。

終了して荻窪までバスで出たら吉祥寺駅での人身事故で中央線・総武線共に不通になっていて、仕方がないので家まで1時間かけて歩いた。どう歩けばいいのかわかったので、これもいい体験だった事にしよう。