Kuutamoai 本のもあい

高円寺に移転したkuutamoでの「本もあい」、kuutamoai。「もあい」とは沖縄や奄美の頼母子や無尽で親にお金が集まる仕組み、「本もあい」とは親の出したテーマ本をみんなが持ち寄るのです。沖縄ではちょっとしたブームが起きている様子で、その催しをまとめた小冊子をkuutamoさんで見せてもらいましたよ。ネットで調べるといろいろなところで行われている様子ですね。
kuutamoさんでは中村橋の店舗時代に初めて、今回は第2シーズンとのことです。そして今日の親の方が提示したテーマは「手紙」でした。
私は悩んだ末に吉祥寺のよみた屋さんで買い求めた森鴎外「妻への手紙」(小堀杏奴ちくま文庫)をチョイス。森茉莉ファンの前の持ち主が茉莉さん登場部分にひいたアンダーラインを出来るだけ消して、ちょっと鴎外の家系図も書いて添えました。喜んでもらえたかな?

その他の方の手紙本は・・・


・ジュディス・ヴィオースト作絵本「サウスポー」


レイチェル・カーソン著「The Sense of Wonder」


星野道夫著「旅をする木


・楠本智朗編「赤崎水曜日郵便局」


雫井脩介著「クローズド・ノート


・湯本香樹美著「ポプラの秋」



僕が親の時にはどんなテーマがいいかなあ〜。


妻への手紙 (ちくま文庫)



基本的に親の方はこのもらった本を次回までに読まなければならないのですから大変です。でも今回は魅力的な、バラエティ溢れる本がそろったので楽しいのじゃないかな。私自身、今度森鴎外「妻への手紙」を見つけたら買い求めるだろうし、上記のうち「クローズド・ノート」や「ポプラの秋」それに有名なのに未読の「The Sense of Wonder」は読んでみたいと思っています。
次回は11月の初めの予定で次回の親からは「ふるさとに係わる本」とのリクエストが出ました。さてどんな本にしましょうかねえ。