乗鞍から上高地へ・・・

いやあ、三連休最終日はあっぱれな秋晴れに心もウキウキと我がストーリアで走りまわりました。
足を踏み入れたことのない乗鞍高原方面にまずは向かいました。雑誌で、駐車場から徒歩5分と書いてあった「番所の大滝」に行ってみたところ・・・
5分はともかく、いきなりの下り階段が延々と400段近く続いてビックリしました。こりゃあ、えらいところだわと思いながら降りきると、そこはまるで滝のVIP席―水しぶきのかかる滝の中程へ突き出た四阿屋(あずまや)でした。滝の音に酔い、水飛沫に心浮かれました。

また400段登るのかと思うとウンザリしましたが、一見の価値あり!!お勧めのポイントです。
次に乗鞍白骨林道を突っ走り、上高地へ行ってみました。途中、白骨温泉の硫黄臭に、立ち寄りたいと心がゆらぎましたが、まずは上高地の紅葉をひと目見んと、思いをさえぎり、茶嵐駐車場まで直行しました。
途中、山中に短い虹がかかっていて感激しましたよ。

上高地はまだ紅葉の始まりでしたが、山々も雪化粧していてどこまでも美しくありました。

水面に生える紅葉も絶品です。この写真なども奇跡のような美しさです。

明神池まで早足で行ってみると、河童橋よりも若干紅葉が進んでいるようです。
静寂の中、しばし池を眺めてから穂高神社奥宮に参り、嘉門次小屋の岩魚塩焼きを食べたかったのですが、それはまた今度という事にしてツバを飲み込み、河童橋へと戻りました。

晴天の申し分のない上高地を満喫出来て幸せでしたね。何度も振り返りながら、「素晴らしい」とつぶやきながら、バスへ乗り込み、大正池を背景に最後の一枚を撮りました。


茶嵐からスグの坂巻温泉で体を温めて帰路についたのですが、この温泉がこれまたいいんですよ!! 微かに硫黄臭がして、湯の華が舞っていて・・・。露天風呂も野趣に溢れていて、そして何よりも静かで・・・今年訪ねた温泉のベスト5には入りますね。