■真田太平記を歩く 真田庄


悪天候のハズが、なんだか薄日がさしているぞ、と「土曜日のリカバリー」とばかりに出掛けることといたしました。その前に会社へ立ち寄ると、床掃除の真っ最中で、「こりゃ、仕事するな」ということやね、と解釈して早速に移動開始!!
以前、上田に出陣した際、帰りに真田氏出身の地である真田へ立ち寄ったのですが、もう真っ暗だったのです。池波正太郎真田太平記」めぐりとして抜く訳にはいかない真田・・・早駆けで1時間少々の道程です。
高速に向かうと、高ポッチ高原が雪化粧されているのが目に入り驚きました。(ニュースでは大町も朝から雪とのことですからいよいよ雪近しという感強しですね。)

高速に入ると、まあ左右の山々の紅葉に心躍ること踊ること!!

森将軍塚古墳も紅葉まみれですよ。

上田ICで降りて、上田市内と逆方向に左折、なだらかな登り道を行くと、やがて「左-砥石城」の案内看板が!! 砥石城といえば「真田太平記」に何度も出てくるお城です。真田歴史館に行く前に立ち寄ることとしました。
車で行けるところまで行き、歩いて登りだしましたが、これがきついのなんの!! おまけに途中であたりが真っ白になる程のあられが降ってきだしました。
この白い線があられですよ。

着いたかな、と思えば米山城砥石城の分岐でした。オマケに砥石城までまだ15分もかかるって書いてあります。米山城は10分・・・少し米山城に行こうかな、と心は揺らぎましたが私は砥石城へ行くのです。決意も新たに歩き出しましたが、行く手にかなり急な階段が見上げるように延々と現れたのです。

ここからが急な登りでした。階段はあるものの急でした。

途中に、岩を崩して作った小さな石段があり、これで頂上かなと期待したのですが、そこからは綱を頼りに登る岩場でした。(石段のところでも急で、そこより上が見えなかったんですよ)

写真ではよくわかりにくいですが、ここからは更に更に急でした!! もうここまで来た段階で膝はガクガク笑っています。
やっとの思いで頂上に到着しました。ハアハアゼーゼー言いながら四方の絶景を獲りまくりました。この城を落城させるのは大変でしょうなあ・・・。
まずは西方向です。ゼーゼー


次は東かな?真田のお屋敷のある方ですよ。ハアハア

残りは南方・・・天気がよければ富士山が見えるそうです。フーフー

ガクガクの足に注意しながら下山、クマに襲われることもなく無事に車へ戻ることが出来ました。それにしても疲れたわ、ほんまに!!(と大阪弁がでてしまいます)そこから運転することわずかに5分余で真田屋敷跡横の真田歴史館に到着しました。

入口の証明が涙物ですよ♪