驚愕の著!!! 武田邦彦著「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」


環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks)

環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks)

これは驚きました!!
目からウロコの著書です。関西では人気番組「たかじんのそこまで言って委員会」で取り上げられて話題騒然となっており、購入しましたブックファーストの梅田店では売上ランキングの第2位になっていました。
著者の武田邦彦氏は現名古屋大学大学院教授にして内閣府原子力安全委員会専門委員・文部科学省科学技術審議会専門委員というから、信頼のおける人物でしす。

なによりもダイオキシンが言われているほどに害がなく、最大でニキビの原因程度だということにビックリ。日本では20年程前に農薬として米軍がベトナムで使用した枯葉剤のやく倍のダイオキシンを水田にまいたのに、未だにその被害報告がないということ。

次に温暖化して北極の氷が解けてもアルキメデスの原理によって水位は上昇しないし、南極ではかえって氷が増えるという話にも驚かされました。ツバルだったかの水没はむしろ陸地と海水の膨張率の違いによるものだと言われておられます。
実は地球は現在間氷期で若干寒い期間であり、温度の上昇があっても自然らしい・・・。
う〜んとうなるしかありません。
ペットボトルのリサイクル率は世界でも日本は高水準ですが、それは数値に焼却された分も加わっているからで、なによりもほとんどリサイクルはされていないし、リサイクルするメリットはないと断定されています。
う〜ん
おまけにですよ。水素自動車は普通のガソリン車と同様の二酸化炭素が水素製造時にいるという「まやかし」のような話もありました。

そしてそして何より、30年後には化石燃料がなくなるので、温暖化の心配はなく、日本では食糧確保が最大重要課題だと指摘されています。ビニールハウスのような工業化農業が壊滅するからです。
必読の一冊ですね!!