さすが、つくつく法師!! 
通勤時の暑さがややマシでしたね。季節は確実に移ろうとしているようです。とは言っても曇っていますし、昨日は各地で記録更新する40度を超える暑さで10人以上の方がなくなられたという事ですから油断は出来ません。

さて、昨日はサントリー美術館を鑑賞後、新国立美術館に向かいました。

庭園へと伸びる橋があり、スムーズに外へ出ることが出来ました。
庭園には演劇スペースがあり、その設計は安藤忠雄とのことです。

この緑あふれる環境といい、日本はまさしく格差社会に突入していることを実感させられます。
ここのおそろしく高額といわれる居住スペースには外国人もたくさん住まわれているようです。

犬と散歩する白人もいれば、白人の子供とベビーシッターのフィリピーナもいました。香港では日曜日になると街角に公園にとフィリピーナがあふれます。みんな家政婦としての出稼ぎの女の子なんですが、欧米人はそんな彼女達を日本でも雇っているのですね。ホント驚きました!!
東京ミッドタウンを大きくまわる形で新国際美術館に向かいます。途中にはきれいな庭園もありました。


そうそうサントリー美術館の建築は隈研吾氏とのことです。多摩プラザにあるリフォーム会社の外観につながるものがありますね。

ホテル側からの外観もなかなかシャレています。

新国立美術館は思った以上に近かったですよ。(本来なら先にこちらへ行くハズでしたからね)
六本木の裏通りを抜けると巨大な姿をあらわしました。

入口部分の大きな円形の屋根を持った建造物はカサ置き場でした。これには驚きましたねえ。もっとも他の用途もあるのでしょうが・・・

さて、内部に入って更に驚かされました。なんとも素晴らしいのです♪


ここの建築家はというと・・・黒川紀章ですよ!! 最近は東京都知事選に続いて参議院議員選挙にも立候補してラリパッパ状態をさらしていますが、なんのなんの、この建築はスゴい!! 大阪の国立文楽劇場他、氏の建築は目にしてきていますが代表作のひとつになるんじゃないでしょうか。

さてさて、肝心の「日展100年」はといえば、懐かしい作品にも多く再開し、楽しいひと時をすごさせていただきました。
記憶に残っているのは和田三造の「南風」、福田平八郎「雨」、日本のディフィこと中西俊夫の「優駿出場」や仏教画ではない村上華岳の「二月乃頃」でしょうか。
いずれにしても明治・大正・昭和の日本美術史を一望に出来るまたとない機会です。是非お出かけになってはいかがでしょうか♪



日展100年公式HP


http://nitten100.jp/lineup/index.html




美術展鑑賞後、ジュースを一杯飲みましたが、そこのゴミ箱もなかなかにオシャレでした。

横開きでした♪

さあ、表に出ると、その向こうには六本木ヒルズが聳えているのでした。