ラサール石井の著書「笑いの現場」を読んでから時々漫才について考えています。

我々(と括っていいのか問題はありますが)大阪人にとって吉本新喜劇や漫才は土曜日曜の午後になんとなく見るもんや、という感覚はありませんかねえ。

なにやらゴールデンタイムで見るのは恥ずかしい気がするのですが・・・そういう事もあってか、松本在住前からそれ程には漫才を追いかけて見ていませんでした。

実際、M-1も見ていませんでしたからね。まともに見たのは今回からですわ。


落語洗脳中のKさんからはドラマ「ハケンの品格」と共に2007年度M-1の王者の「チュートリアル」をすすめられ、その異才ぶりにビックリすると共に、大笑いしました。

エドガー改めノブロー君には2006年度王者の「ブラック・マヨネーズ」をすすめられて、YOUTUBEで拝見し、王道をいくその芸にシビれて大笑いさせてもらいました。

しかし、のめり込まない自分がいるんですなあ・・・
中川家」も「マスダオカダ」も「次長課長」も疲れてボウとしている土曜の昼下がりに見たら面白いですよ。
今はテレビ全体がエンターティメントこそ命というノリで突っ走っていて、少々疲れてしまいます。
そこでNHK方面に走るんですなあ・・・
もっとも、そのエンタメ系でも深夜の番組には面白いものもあると思うんですが・・・
(最近では爆笑問題の「検索チャン」の2週にわたるボキャブラ特集に楽しませてもらいました。)

久し振りで帰阪しての日曜日・・・
お昼から「週刊えみぃSHOW」をボンヤリ見て、上沼恵美子のおしゃべりを楽しみ、(その中で「ちりとてちん」のナレーションが終わったことをしゃべってました・・・「ラストはもう泣けて泣けて」って・・・「4月から総集編のナレーションもするのよ(円広志にむかって)うらやましいやろ!!」そしたら円広志が小さい声で「ウン」言いよった)
1時半から同じよみうりテレビの「たかじんのそこまで言って委員会」を見ようとつけっぱなしにしていたテレビは・・・

漫才をやり始めました。 その名も「角座漫才王」
下のイラストの下から2段目中央の「千鳥」や、その上でバットを振っている「ストリーク」が出ていました。
「角座」なんて言うから松竹芸能の若手が出てくるかと思ってたら、ヨシモトやったんで驚きました。

この「ストリーク」・・・寡聞にして今まで聞いたことも見たこともなかったのですが・・・なかなか面白いやん!
今時の野球ネタというのが面白い。タイガースのオマリーで笑いをとってるけれど、彼は今、阪神タイガースアメリカ駐在スカウティングスタッフですよ。若い子ら知ってるんかなあ・・・?それでも、いっぺんにファンになってしまいました。 
というても東京でゴールデンに見たら面白くないんやろね。(苦笑)

そんな風なことを考えながら、夕暮れに向かっていく大阪の土曜日曜が好きなのでした。(なんやそら?)


これは金曜に梅田花月に行った際にKさんやノブロー君のお土産に買ってきたファイルです。確か420円だったかな? 結構眺めていて面白いもんですね。