いやあ、今日(24日)は朝から雨模様でした。
どしゃ降りでもないのですが、浮かれだそうとする春の陽気を「待て、しばし待て」としずめるような雨ですなあ・・・。
この雨で春の先陣を勤めた「梅」は相当散ってしまいました。

昨日は、JR四谷駅より西へ進んで、クッと北に行った処に「新宿区歴史博物館」がありまして、ここから、今度は南下して広い新宿通りを突っ切って、四谷南地区に進みます。
その途中に大きなスダジイの木と満開の桜がありました。

左の写真、大きなスダジイの向こうに満開の桜が見えませんか? その桜のアップが右の写真ですね。

さあ、道を急ぎましょう・・・
今までが三栄町、ここからが若葉町・須賀町です。このあたりは古くからの寺町ですね。ホントお寺の多い処でした。円通寺坂を下って、細い路地に入っていきますと、その先は道が輪になっている「行き止まり」でしたが、ポンプが中央にある素敵な階段を見つけることが出来ました♪
こういう古くからあるポンプなんかを見つけるのが町歩きの面白味ですねえ。


このポンプの処から道を少し北に戻り左折、ぶつかった道をまた左折して南下していきますと須賀町を東西に横断する道にぶつかります。その道の両側はお寺ばかりです。西に行くと戒行寺坂、東へ行くと広い外苑東通り・・・

一度、戒行寺坂を下りてみました。そこに風呂屋があるかどうか・・・というのは、本日持参のガイドブックは1998年発行の「東京 山手・下町散歩」(昭文社)なんですが、ここまで来る間に2軒の風呂屋が潰れていました。ここの風呂屋は残っているのでしょうか・・・

坂下から振り返ったところです。この左側にお風呂屋さん「若葉湯」は現存していました。(自販機の向こうに黄色いベンチが見えていますよね。この横が若葉湯の入口です。)もっとも、昼間で休業中でしたがね・・・
あるお寺の庭ではしだれ桜が咲き出しておりました。

戒行寺坂を再び上がって、しばらく行ってから右折すると・・・
道の両側に赤い幟が翻っていました。


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この道の右側手前が陽雲寺、左手奥が田宮神社・・・

通称、「お岩稲荷」と「お岩さん」・・・そう、ここが四谷怪談の舞台なんですね。
まあ、アレは鶴屋南北の創作なんでしょうが、細い路地をはさんでお寺と神社が「お岩さん」を掲げて競い合っている様は、京都今宮神社門前の「あぶり餅屋」さんを思い出しますなあ・・・
あそこは本家と元祖でしたが・・・

ここから新宿御苑へと向かったのですが・・・それはまた明日にでも








【京都今宮神社門前のあぶり餅屋さん】