仕事で初めて山形へ行ってきました。
山形の地に踏み込んだのは生まれてはじめてです。まあ、踏み込むというよりは新幹線で乗り込んだ訳なんですがね。
福島より奥羽本線に乗り入れて、最高時速１３０キロのつばさ号は「米沢」「赤湯」「山形」「天童」「さくらんぼ東根」「大石田」そして終点「新庄」ととまりました。約３時間・・・遠かったなあ〜
それにしても、「さくらんぼ」がつく駅があるとは驚きましたね。
私自身としては「大石田」という駅名に心を揺さぶられました。
好きな斉藤茂吉が戦後まもなくに暮らしたところです。戦争賛美の短歌を作ったことから戦犯にされることをおびえ、敗戦を噛み締めて暮らした戦後の作にはいいものがありますね。
最上川 逆しらなみがたつまでに 吹雪く夕べになりにけるかも
沈黙の 我に見よとぞ 百房の 黒き葡萄に 雨ふりそそぐ
そうか、ここが大石田ですか・・・
まあ、この写真は大石田よりは随分手前での写真ですが、なかなかいい雰囲気でしょ？
新庄駅に降り立ちますと、立派な斉藤茂吉の歌碑もございましたが、撮影する時間もなく立ち去らねばなりませんでした。
駅構内でいただいた「あゆラーメン」の姿が心に残りましたなあ・・・
味じゃなくて、姿がねっ、いいでしょ！？
