東京室町での商談後、銀座方向に歩いていて古めかしい滑り台に出会いました。


最初は後ろ姿に、少々違和感を感じて立ち止まったのですが・・・
ちなみに後ろ姿はこんな感じでした。


公園の名前は「京橋公園」
滑り台の横に小さなプレートがありまして、そこにはこう書いてありました。

『京橋公園は1930年(昭和5年)に震災復興(関東大震災)により整備されました。現在、公園に隣接する京橋プラザには、京橋小学校があり、公園は校庭と一体的に使用されるようにつくられていました。京橋小学校は児童数減少のため、1992年(平成4年)に廃校となりましたが、公園は残され新しく整備されました。震災復興の時に設置されたコンクリート製のすべり台がいまもなお、当時の面影を残しています。コンクリート製のすべり台は都内でも珍しく、中央区内では唯一この公園に残っています。』

ほうーっ!! てなもんですわなあ・・・同潤会アパートが次々と壊されていく中、同時代のすべり台がこうして残され、しかも今でも子供達に使われているとは感無量でした。