大銀座落語祭2008 余話

大銀座落語際で3連休を銀座で過ごしましたので、今までに無く銀座の街を歩き回りました。
すると、銀座にも古い家屋が結構残っていることに気づかされたのでした。
私が歩いたのは主に銀座ブロッサム中央会館がある銀座柳通りと、その西側の広い道、銀座通りを越えて銀座マロニエ通りとなるその広い通りにはさまれた一角ですね。地図(大銀座落語祭2008プログラムを撮影)で見てみると・・・




地図の一番下、右端に東京メトロ有楽町線新富町駅が見えますね。そこから、今は首都高が流れる上にかかっている三吉橋を渡ったところが何度となく訪れた「銀座ブロッサム中央会館」そこと、左側にあるヤマト運輸本社との間の細い道を主に歩いておりました。

すると、2階部分を銅板で覆ったオシャレな民家がありました。

よく、オモテ通りの商店でこのような家がありますがねえ・・・
この家も昔は1階部分で商売をされていたんでしょう。よくゾ残ってくれていたもんです。(といっても、オマエの為に残ってんじゃねえゾって言われるのがオチでしょうが・・・笑)

そうかと思えば、しばらく歩くと、今度はもともと銅板で覆っていたのでしょうが、新しく張り替えた細長ーい3階建ての寿司屋さんがありました。左右にも同じような細長ーい家が並んでいたのでしょうか? 今は両側をトタンで覆って、なにやら現代に生き残る為に完全武装をしている様子です。


写真のこの一角なんかも昭和レトロの雰囲気が濃厚ですなあ・・・こういう部分も内包しての銀座なのでしょう♪ オモテ通りのスクラップ・アンド・ビルドを繰り返している一角とは時間の流れが違うような気がしてきますな。

もう一枚の写真は・・・こりゃ酒屋さんですね。立派なもんだ。



なんて言いながら銀座通りに出てくると・・・こんな光景が目の前に広がっていて眩暈に襲われたりするワケなんです。

こんなに、グニャグニャにビルが移り込んでいるのが不思議ですよねえ・・・
どんな窓ガラスなんだろうと思っていましたが、そのビル自体を眺めてみますと、


成る程、こっちがゆがんでいたんだ!! こりゃ、大工さんも大変だったでしょうね。