立川談春『秋談春』 IN三鷹

いやあ・・・鼻風邪をひいてしまいました。
かんでもかんでも鼻水が出てきます。所用があり日中に一度外出してから夕方まではおとなしく寝ていますと、随分と小康状態になりましたので、予定通り三鷹まで出掛けました。
三鷹駅からバスで三鷹市芸術文化センターへ・・・


立川談春『秋談春


なんと席はA列の14番と、談春さんのまん前だった・・・



立川 春太  金明竹


立川 談春  粗忽長屋  


立川 談春  野ざらし


 中入り

立川 談春  棒 鱈 (ぼうだら)


人によっては談春さんが平成の名人になるという・・・
私は以前、東西落語研鑽会で「ねずみ穴」を一席だけ聴いただけで、そこまでかどうか未だ不明・・・ただ、今日ハッキリするかもわからず、そうとなれば今後大枚をはたいてでも追いかけていく存在になる可能性もある訳で、否応にも期待が高まった。

まずは弟子の前座春太さん、今まで聴いた「金明竹」では一番ですね。キッチシと噺を落とし込んでいるし、口調も綺麗だ。
続いてはガトリング砲で打ち出すように談春さんの連打!!!

まずは「現実は落語より奇なり」という事はないと思っていたが・・・と福岡で行き倒れを親類と間違って火葬したら、本人が生きていたというニュースの話から「粗忽長屋」へ
やはりうまい。
そのまま下がらずに、雑談から「野ざらし」に入っていった。ふ〜ん、いつもこんな感じでやっているのか・・・ にぎやかな野ざらしで結構でした。
15分の中入り後に「棒鱈」 これは初めて聴いた噺・・・
茶屋で隣部屋の田舎侍をののしっていると、それが聞こえて・・・というような噺ですね。

成る程、結構な会でしたが、心躍らなかったのは風邪のせいでしょうか・・・








赤めだか

赤めだか