大阪湾を遠望す

大阪平野の西北、池田市の北側には五月山がなだらかに横たわっております。正月にはその山頂にある母方の祖父母・伯父の眠る霊園におまいりに行くのです。今年は例年以上に大阪平野がよく見渡されました。
写真は尼崎沖、その向うに見える山塊は紀伊山地です。こういう風景を見ると、なんだか幕末とそう変わっていないような気がしてきますね。浮かんでいる大きな船が黒船や薩摩の軍艦のように思えてきます。蛤御門の変の際、家老国司信濃に率いられた長州軍はこの右手の西宮浜から上陸し上洛していったのです。