雪の句会

14時よりの高円寺での句会に合わせて外出したら雪がしきりに降っている。

バスがなかなか来ず、一駅手前まで歩いていくうちにやってきた。この路線のバスは何故かやたらに遅れる。

本日は出席者7名、投句のみ2名と少ない人数であった。A夫妻はなんとお題の「水仙」が出来ないのでと欠席された。ご主人など「今まで水仙を見たことがないもので」とのたまわれた由。少々驚き有之。

 

兼題は先に書いた「水仙」と「祝」さらに自由に1句

恥ずかしいけれど私の句はこんな感じでした。

 水仙の如凛と生き老い支度

 宝恵駕籠や祝うて三度浪花晴れ

 ホッピー通りスカイツリーの日脚伸ぶ

 

私がいただいたのが次の5句で最後を特選とした。

 義経が落ち延びし崖(はて)枯水仙

 繕ってあげたい袖口春近し

 波猛き地に水仙とご落胤

 たいのたい孫に見せばや祝箸

 雲水も背を丸めおり雪の朝

 

今回一番票が集まったのは「たいのたい」で、それは宗匠の句でしたね。

ビール、日本酒「日高見」で新年を寿ぎ、散会となる。

地元の西荻窪までもどり、駅前の行きつけの店「がらし」で軽くやってから帰宅した。