散髪屋といのしし

昨夜は駒ヶ根に泊まりました。
耐震偽装で閉鎖されていたプレモントホテルが再開しており、久しぶりで宿泊。
朝起きると、晴れ渡った空の向こうで千畳敷カールが威容を誇っておりましたよ。


松本に戻り、「いきつけ」の散髪屋に行くと、「悪いねぇ、今メシ食ってるから少し待ってくれます?」としばし待たされるハメに・・・

このおじさんはホントに面白い人でブログにも何度か登場してもらったことがあると思いますが、いわゆる地の人で方言豊かな「しゃべり口調」は大変魅力的です。
今日は雪の話から、クマの話に移っていきました。
「木曾の方で釣りに行ったら、クマに出会ったよぉ。川をはさんでね。クマが水飲みに来たんだね。目ェ離したらいけないって聞いてたから、ジッと見てたら逃げ出したねっ」
「小熊がいると危ないみたいですね」
「だねぇ、山に入るといろいろいるだでね。狸やらキジやヤマドリやらね。イノシシはいっぺんに7頭一緒にでてきたよぉ。後ろの方の・・・う・う・う」
「ウリ坊ですか?」
「そうそう、ウリ坊ねっ。あれなんか飛んでくっからね」
「ほほう、飛びますか」
「飛ぶねっ、イノシシが7頭もどどうと来たもんで、おら土砂崩れだと思って逃げたもんね ウリ坊は飛んで来たね」
「イノシシは茶色ですから、土に見えたんですかね。」
「そうだねっ。飛んでくっからね。ウリ坊は飛んでたでね」


本当にオマエ達は飛ぶかね???