医龍！！

医龍~Team Medical Dragon~ DVD-BOX

海堂　尊著「チーム・バチスタの栄光」を読了し、今はシリーズ第２弾、「ナイチンゲールの沈黙」を読み出していますが、久し振りでＴＶドラマ「医龍」を見たくなり、ＴＳＵＴＡＹＡでレンタルしてきました。
やはりバチスタ手術といえば「医龍」ですよね。
やはり、面白かった！！
あざといともいえるカメラワークの数々もここまで畳掛けられると気持いいですもんね。（すれ違う二人をカットバックのスロー映像で何度も写すとか・・・　ズームしながらカメラを引くとかね。）ただ、難をいえば、今の日本ＴＶドラマの１２回１クール終了にあわせたことかな。もう少し長い方がよかったんじゃないでしょうかね。

「万民のための医師団」という命がけの現場から帰国した医師朝田龍太郎、しかし以前勤めていた大学病院の教授が手を回したため、彼を雇う病院はなく、すさんだ生活を送っていた。そんな朝田の元に、彼が前にいた病院とはライバル関係にあたる大学病院の若き女性医師加藤が「バチスタ手術をやらないか」とあらわれた。
朝田は一旦拒否したものの、承諾し、最強のバチスタ・チームをつくるべく、仲間を集めだしたのだった。そうしたバチスタ・チームに大学の教授選挙も絡み、物語は思わぬ方向に進んでいく・・・

正直いって「チーム・バチスタの栄光」を読みながら、その登場人物の何人かは「医龍」の俳優が重なっていました。不定愁訴外来の田口講師は阿部サダヲ、チーム・バチスタのエース桐生助教授は「キリ」がかぶる、「医龍」の霧島軍司役の北村一輝とか、大友看護士は水川あさみ　という具合にね・・・

このドラマのストーリーには病院長に上り詰めようとする主人公が癌に侵されるという「白い巨塔」と共に、クロサワの「七人の侍」が隠されていますね。
「七人の侍」は野武士から村を守るために農民達が７人の武士を集め、雨の中決戦するという話ですが、「医龍」はチームの仲間を７人集め、バチスタ手術に挑む訳です。雨ならぬ血の決戦に・・・

日本のＴＶドラマの中では「面白い!!」と太鼓判を間違いなく押せる数少ない１本です。

なんて書きながらも、友人から興奮する情報が・・・
１０月から「医龍２」の放送が開始されるそうですよ!!!

公式ＨＰ：　http://wwwz.fujitv.co.jp/iryu2/index2.html

今から待ち遠しいですね♪