通勤途中の林

随分涼しくなったので、時々ですが自転車で通勤するようになりました。
杉並区は結構、畑や林(主には屋敷林ですが・・・)が残っており、驚かされます。
人見街道を東に走っていると、スゴい林があって驚かされる場所があります。今日は少し用事があるので自転車で会社に向かいました。途中、その林に差し掛かったので、少し散歩してみました♪
人見街道は杉並区の大宮八幡神社と府中を結ぶ街道です。浜田山駅の北で井の頭道と交差し、南西へと伸びていきます。久我山の手前で京王井の頭線を越えてほぼマッスグに府中を目指しているという感じの道です。(もっとも、久我山より先は蛇行しているかもしれませんが・・・)
私は家を出てスグのところで左折、井の頭道の一本南側の信号を有する道路「大宮前新田道」(なんでも4代将軍の頃に久我山のあたりは開墾されたようで、その大畦道を祖とするようです)を東に走り、途中でクランク状に人見街道に入ります。入ってまもなくの、未だ環八に至らぬ処にその林は存在しているのでした。

こんな具合で両側に木々が生い茂っています。自転車で入っていったのはこの写真の1本手前の道でした。



  

左の写真が人見街道ですね。この林はやはり屋敷林のようで、人見街道に隣接し、北風から家屋敷を守っている様でした。右の写真の道を入っていきました。緑の多い住宅街のうねうねとした道を抜けると・・・畑に出ましたよ!! これは東京都杉並区の風景とは思えないですよね。

 

のどかですな〜。右の写真のような道がこのあたりには多く、ちょっとした迷路のようですよ。更に走っていくと急に景色が開けて、栗林にぶつかりました。ははあ、京王井の頭線で渋谷方面に走っている時に、高井戸直前で見える栗林はコレだったのか!!



白い巨塔のように聳えるのは焼却場の煙突です。驚いたことには、この栗畑が結構広いんですよ。こんな地価の高いところで栽培された栗は一体いくらで卸されているんでしょうかね。それで作った天津甘栗なんかメチャクチャ高いやろうね(笑い)

環八を抜け、浜田山手前のお屋敷前を通過・・・松本清張さんのお家ですよ。

駅の南には三井のだだっぴろい運動場があったのですが、今はマンション工事の真っ最中です。

  

ただ、Google MAPでは昔の航空写真が見られましたよ。
正式名称は「三井上高井戸運動場」というものでした。ご覧の通り、広大なものです。この浜田山一帯の広域避難所のハズなんですが、今や仮囲いがされて非難が出来ませんわ・・・





ついでに、「通勤途中の林」もGoogleさんで見てみました。画面上を右肩下がりで走っている道が人見街道、画面下の線が京王井の頭線です。



中央の林が今回道草したあたりです。その横には武蔵野ローンテニスクラブのコートが並んでいます。そして、斜め下に緑のボツボツが見えるのが栗林ですわ!! ね、広いでしょ? この下、画面にギリギリ移らないところに高井戸駅があるのかな?


あ、そうそう歯抜けになっていた『10月16日』に謎の飲料水の記事をUPしておりますので、是非ご覧あれ!!